ichikiyoのランラン日誌--99年5月

時間帯 場所 天候 気温 距離 所要時間 分秒/` 時速 ペ―ス 体調 脈拍AV. max pitAV. コメント
99 5 3 夕方 軽井沢大竹しのぶジャスコ 曇り 快適 10.4 1:02:16 05:59 10 クロカン 快調 157 177 183 六角堂から大日向に上がり、浅間山を見ながら砂利道を走って行幸碑を回り、千が滝西区の大竹しのぶ邸の先を右折してせせらぎの里に出る。さらに1000メートル道路をスケートセンター方向に山のくねくね道を行き、西武の別荘案内所の先を右折して田崎美術館を右に見ながらプリンス通りを南下し、上原のジャスコのところで18号を右折、そのまま借宿東までのぼり、さらに右折して帰るコース。
まず浅間山までのコースがきつい上り坂。その後、大竹しのぶ邸までもきつい上り。1000メートル道路の山道も、若干きつい坂があり、最後の18号の長いだらだら上りにさらに借宿東からの上りと続く。
全く、坂に始まり坂に終わるきついコースである。クロスカントリーの中でもきつい方だろう。これをいつも練習していたら、さぞ強くなるのではないかと感じた。去年の富士吉田火祭りロードレースなども軽くこなせたかも知れない。自分には坂練習が足りないと思っていたので、結構入れ込んで走ることができた。去年の夏も同じコースを走ったが、大分、時間も短縮できたようだ。その後、自宅横の池からの坂を走ったが、この坂と比べると本当に何でもない坂という気がしてくる。やはり、日頃から、きつい坂で練習することが必要なのだろう。
99 5 5 昼間 池4周 快晴 少し暑い 10 0:54:25 05:26 11 LSD 足筋に張り 136 168 187 一昨日、軽井沢で坂登をしたため、両足とも筋肉が張っている。向こう脛の筋肉も両方ともさわると痛い。走る前に向こう脛、ふくらはぎ、腿にアイスラブゲルを摺り込んだ。
軽井沢と比べると気温がぐっと高い。筋肉も張っているので、LSDで積極的休養をしようとした。マフェトン理論どおり、脈拍が140以上にならないように走ろうとしたが、最初の2周はどうしても150近くまで上がってしまった。自分では速度を落としたつもりでも、落としきっていないのだろう。どうも、速く走りたいという気持ちが強く、速度を欲張ってしまう傾向があるのかも知れない。
ところが、3周目に入ったところで、突然脈が上がり、直ぐに下がり出した。この間、特に何かをした訳ではない。それどころか、その後、脈は、下限の130も切り、110代にまで下がってしまい、下の警告音が鳴り出す始末。しかも、これを正常値まで上げようとして速く走っても、少ししか上がらない。
確かに、息が楽なので、脈も低くなっているのかも知れないが、脈を上げようとして速く走っても少ししか脈が上がらなかったり、直ぐに元に戻ってしまったりというのは異常だった。しかし最後のスパートでは、若干のタイムラグ後に脈が上がりはじめ、最後は168まで上がったので、センサーがおかしいのではないらしい。どうも、納得できない現象である。ピージーズアドレスで見てみると、2周目まではほぼ横になったきれいな直線なのに、3周目以降は脈を表す線が大きく上下し、かつ、130ラインを割り続けている。明らかに違いがあった。これが、身体の反応を正しく表しているのであれば、問題はないのだが。
途中、何故か水っ洟が出て、洟をかみかみの走りになった。喉が若干痛かった。空中を白っぽいものが舞っていて、目に入りそうになった。タンポポかなと思っていたら、案の定、頭に白っぽい玉状の種群をつけたタンポポの花が、たくさん現れた。
99 5 9 昼間 池7周 快晴 少し暑い 16.9 1:38:29 05:49 10.3 LSD 快調 142 183 181 3周目途中から、例によって異常に脈が低くなる症状が出始めた。パルスグラフの故障なのか、あるいは身体が暖まったことによる正常な反応なのか判断しかねていたが、今日、これがセンサーの取り付け部分の取り付け不完全による接触不良によるものと判明した。6周目、ラップを取った際に、接触不良のエラー音がしたため、センサーを一旦はずしてつけ直したところ、異常脈数が終了、急激に高い値になったために、判明した。
つまり、センサーの接触不良の結果、データの一部だけを拾ったため、数字が異常に低くなったものと推定された。
この結果、LSDなどとしていたのも、結構高い脈のままで走っていたことも同時に分かった。
今日は、最初からLSDをしようと決めていたので、MDを持参して走り始めた。しかし、ウェストポーチの装着を面倒がったため、2周目途中でMDを落として壊してしまった(後で直ったが)。
走りはじめて直ぐ、鳥のさえずりが聞こえてきたので、MDの効果音かなどと考えたが、ヘッドホンをはずしてみると、正に池の小鳥たちのさえずりであった。そこでしばらくはMDなしで走っていたりしたので、MDを中途半端に暑かったのが落とした原因かも知れない。
今年一番の暑さだったが、給水なしで走っていたので、さすがに17キロも走ると身体が脱水状態に近くなるのか、走りたく無くなってきた。本当は、9周、あるいはできれば10周もなどと考えていたので、少しがっくり来た。今後、暑くなってくることもあり、給水をどうするのかという問題も考えなければいけないだろう。
99 5 15 昼間 池4周 曇り 快適 10 0:50:20 05:01 11.9 インターバル 普通 162 182 188 今日は、長距離は走れないと考え、最初から飛ばそうとして走り始めた。飛ばして、休んで飛ばす、インターバルである。
1周目をまあまあで飛ばした後の2周目はジョグでつなぐ筈であったが、結果的には`5分程度で走っていた。どうも、最初にどのペースで走り始めるかによって全体のペースが影響されるようだ。最初、ゆっくりだと少し飛ばした気でもなかなか速度が上がらない。反対に、最初飛ばすと、速度を落として楽をしたつもりでも意外に速度が落ちずに走れていることがある。今日の2周目はそんな感じだった。
しかし、3周目に入ってもしばらく2周目と同じ感じで走った。1周目のがんばりによるダメージが抜けないという感じだった。実は、2周目の速度が落ちきっていなかったための影響なのかも知れないが。3周目の最後だけ再びがんばりペース。ラストの4周目は、そのまま流した。
先日の脈拍の異常は、やはりパルスグラフに原因があったようだ。ラップを取るためのボタンを押す際に、センサーのジョイント部分を一緒に押す感じとなり、その圧力でセンサーが接触不良を起こすもののようである。今日は、ラップのボタンを押す際に、他のボタンにさわらないように慎重に操作した。センサーのジョイントについては、もう少し工夫をしてもらいたいものだと思う。
99 5 20 夜間 文教堂周回往復 快晴 快適 10.1 0:54:12 05:21 11.2 ニコニコ 快調 156 170 183 文教堂までのラップが28:58。帰りが25:14。
8時10分に走り始めたが、相変わらず、団地内の歩道上に自動車が止められていたりして、暗い中では極めて危険である。大網街道では、暗い中で大きな犬を連れていた女性と突然出くわし、びっくりした。犬に吠えられた。小さな懐中電灯をもって走ったが、光が弱くて、ほとんど役に立たない。単三電池を直列に4本、コンパクトにつないだような懐中電灯がないものか。確か、アメリカ製か何かで細長く黒いがっしりした懐中電灯を見た記憶があるが、あれは重たそうだった。自分で作るしかないか。
5日ぶりのランだったので、走り方を確認しながら走った。腰のローリング、踵での着地とつま先での蹴りを、回転というイメージでシステム化することなどを言い聞かせながら走った。毎日、10キロづつ走れたら、さぞ気持ちが良いだろうなどと考えながら走った。
夜間なので、それほどでもなかったが、若干、暑くなってきた。これからは小銭を持って、途中で自動販売機のお世話になりながら給水を取った方がよさそうだ。
このコースは、アップダウンが結構ある。それもだらだら長い坂から急坂まで、いろいろなバリエーションで用意されている。最初はきついと思っていたが、結構、おもしろい練習コースかも知れない。また、そういう意識で走っていると、坂のきつさがあまり苦にならなくなる。現金なものだ。山中湖のハーフまで、後10日である。
99 5 21 夜間 文教堂周回往復 快晴 快適 10.1 0:53:46 05:19 11.3 ニコニコ 快調 153 170 185 昨日に続いての夜間ラン。今日は、改めて懐中電灯を探しに行った。昨日、考えていたような理想的なものを発見。単三4本の電池を直列につなぎ、本体を可能な限り軽くした上、ランプ部分は切り離して小回りがきく形状になっている。これだと、ランプ部分だけを頭に取り付けて、電池部分は腰に止めたりすることが可能である。走るにも良いだろう。但し、道路を走るのに、頭にランプを取り付けて走るというのでは、見た目には危ない感じなので、結局、電池部分の本体にランプ部分をドッキングさせ(こういうこともできるようになっている)、手に持って走った。ニッカド充電池を使ったが、結構明るかった。ニッカド充電池は、1.2ボルトしかないので、普通1.5ボルトの電池だったら、さらに25%の性能向上が見込める筈である。
文教堂までの行きが29分9秒、帰りは24分36秒である。途中、しまむらの前の自動販売機で飲み物を仕入れて飲んだ。これからは暑くなるので、欲求の有無にかかわらず、必ず給水しながら走るようにしようと思う。
昨日に続いての文教堂周りだったので、坂にも大分慣れてきた感じである。坂に対応できる筋力と言うよりも、ランニングの場合には、結構、精神的なものが大きいかも知れない。慣れていないと、坂を見ただけで辟易してしまうが、いつも走っていると、精神的な免疫ができ、必要以上のつらさを感じないで済む。こちらの方が、大きい感じもする。
走りはじめは、股の内側に張りを感じたが、次第になくなった。内股に張りを感じるというのは、ストレッチの不十分さの証明のように感じた。今まで、内股を意識したストレッチはしてこなかったように思う。今後の参考にしよう。
99 5 22 昼間 池4周 快晴 少し暑い 10 0:50:47 05:04 11.8 ペース 普通 156 186 189 二日連続で夜間の文教堂周りをした後なので、池は久しぶりという感じである。今日は夕方から正英君の結婚祝う会があるので、昼間の内に走ろうとした次第である。
昼1時過ぎに走り始めたので、1時間近く走っていても、すれ違ったりした人はわずかに3人のみ。極めて閑散とした土曜の午後である。みんな、食事後の休みなのだろうか。あるいは暑いから、昼寝でもしているのか。
今年初めてのトンボ2匹に出会った。早いものである。
`5分のペース走をしようとしたが、なかなか一定の速度では走れない。池一周目が2.3`だから、`5分なら11分30秒であるが、1周目は11分27秒、2周目は11分42秒、3周目は11分54秒と、周回毎に10秒くらいづつ置いて行かれた。そのため最後の周回は気持ちを入れ替え、さらにラストスパートも入れたが、それでも11分29秒だった。どうしても周回毎に遅くなっていく。自分では一定の速度のつもりなのだが、疲れからなのか、単にダレてスピード感が鈍るからなのか。
盗聴法関連で、朝日新聞の論壇に昨日投稿したら、今日の午後、論壇担当者から電話をもらった。おもしろいので載せるかも知れないから写真を送れという連絡である。団体所属などを聞かれたりした。写真は送るが、本当に掲載されるのだろうか。
テレビで、サハラ砂漠マラソンの模様を放映していた。灼熱の砂漠230`を走り抜くのだ。砂丘のアップダウンもある。優勝者で17時間あまり。めちゃくちゃ速い。遅い人でも50数時間。途中の宿泊は時間にいれていないらしい。すごいレースである。完走者が感激して泣いていたが、分かる気がする。
今日で、3日連続、10キロづつ走っていることになる。さすがに今日は、足が重い。昨日は内股が張っている感じだったので、走った後のストレッチを内股を含めて入念に行った。そのため、今日は内股は特にどうということではなかった。しかし、足全体に疲労感が残っている感じである。身体が暖まってくれば消えるだろうと思っていたが、今日は最後まで同じような状態が続いた。さすがに疲労が溜まったらしい。しかし、これも続ければ慣れるのではないかと思う。疲れを溜めながら、他方で、疲れを洗い流していくような、そんな練習が効くのだろうか。
99 5 26 夜間 文教堂周回往復 曇り 快適 10.1 0:57:10 05:39 10.6 るんるん 普通 148 166 184 山中湖ロードレース前の最後の調整。最初から、調整目的なので、速度はむしろ落として走った。
前回に続いて、新しい懐中電灯持参である。新たに充電し直したので、懐中電灯としては結構明るい。それでも昼間とは大違いで、やはり地面の凸凹に足を取られてうまくは走れない。どうしても速度を落とさざるを得ない。電池切れを心配して、ケチったこともあるが、終了後に放電させてみたら、これがなかなかバッテリー上がりにならない。電池切れの心配などはいらないことが分かった。今度は、ずうっと点けっぱなしで走ってみよう。
走りの調子は今ひとつ。足が若干重たい感じである。疲労回復重視で練習を止めたりしていたが、なかなか疲労はとれないもののようである。以前、すっかり練習をさぼったままでレースに出たときに足の軽さを感じたが、だからといって練習しないのは本末転倒のような気もするし。本当に強くなるには、やはりがんがん練習する必要があるのは分かる。どうすればいいのだろうか。あまりレースに出ないようにするか、レースの成績にこだわらないように意識を改革するか。まあ、後者かな。
このコースの良さは何といっても起伏である。長い坂が次々に襲ってくる。自分に足りなかったのは、やはり坂練習である。練習しなければ、坂に弱いのも当然である。この坂をホームコースにすれば、結構坂にも勝てるようになるかも知れない。きついが、楽しみもあるものだ。
99 5 30 スポニチ山中湖ロードレース 快晴 16 21.0975 1:51:06 05:15 11.4 ニコニコ 普通 166 219 191 第19回スポニチ山中湖ロードレースに初参加。参加者は、鈴木、逸見、河本、山口、宮本と、いつものメンバーである。山中湖1周15`弱のレースとハーフが組まれたが、我々は全員ハーフの部に参加した。参加者は、12000名以上とのことだが、参加者名簿が細かくて数え切れない。
スタートが9時半で、どんなにがんばって始発に乗ってもスタートに間に合わないことが判明したため、前日からの泊まり込み参加となった。急遽、民宿『御所苑』を予約。これが問題だったか、新宿からの特急の中から酒盛りが始まり、宿ではワイン3本に日本酒2本、他にビール多数を飲み干してしまう状況になった。近くの『紅富士の湯』に入ったが、これが至極快適な温泉。温泉と酒に浸って、マラソンどころではない状況になっていた。
当日はほとんど雲のない快晴状態。雪の残った富士山が大きく迫ってくる。標高は1000メートルほどあったのに、気温はぐんぐん上がっていき、走っている頃には16℃まで上がっていた。日差しが強く、帽子なしでは走れない程。自分は帽子を持参しなかったので、結局、出店ブースで帽子を買ってしまった。
レースは、暑さと日差しと、何よりも前日の酒の所為か、予想以上に過酷に始まった。身体が重たくスピードが出ない。給水所では必ず水分を補給。体調は今イチである。`5分切りを目指し、何とか1時間45分内に入るつもりだったが、全然、伸びない。結局1時間51分でフィニッシュ。仲間内ではトップだったが、全員が不本意な成績である。自分も体重が増えているし、ダイエットプロの山口さんも増えていた。逸見さんも変だった。全体に、ダレているのかもしれない。
コースは、山中湖を1周した後、さらに4`ほど進行し、折り返してきてゴールするというものだが、湖畔道路の湖の反対側部分が急に高くなっており、このきつくて長い上りがコタエた。逸見さんなどは歩いてしまったそうである。自分もここでのタイムロスを取り戻すのが大変だった。1周した後のおまけ部分もだらだら坂のアップダウンが続き、山中湖はフラットなどと思いこんでいたイメージをすっかりうち砕かれてしまった。タイムは5`までが25:18、10キロまでが26:30、15`までが26:49、20`までが27:4、ラスト1.0975`が5:20。
終了後は、しかし、自分はあまり足にはダメージが来なかった。山中湖ロードレース名物のとん汁を二杯もいただき、抽選会では危うく国内旅行券を当てそうになった。これは抽選でゼッケンナンバー下二桁63の人が選ばれたところ、8人いたのでじゃんけんで勝者を決めるというものだったが、くじ運がからっきしの自分が何故かこのゼッケンナンバー(1%の確率である)に当たり、じゃんけんも二回勝って、いよいよ優勝かというところで負けてしまったのだった。負ければ、最初からはずれたのと結果は一緒だが、くじ運もじゃんけん運も弱い自分としては、久々に快挙であった。
終了後の山中湖畔は、帰り車で大渋滞。

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