ichikiyoのランラン日誌--2001年11月

時間帯 スタート 場所 天候 気温 距離 所要 速度
分/Km
時速
Km/h


体調 脈拍AV. max pitAV. コメント
01 11 1 夜間 20: 0 セントラルポートスクェア 曇り 少し暑い 10 01:07:13  6:43 8.92   快調 158 192 176 師走、振り替え休日のクリスマスイブ。快晴で気温はまあまあ暖かい。時折吹く風だけは冷たい。大藪池は、ほとんど人がいない。年末の大掃除でもしているのだろうか。
出来ればハーフを走りたかったが、自分も大掃除があるので、10キロに留めることに。
最初は身体が重たい。キロ6分(時速10キロ)で軽くアップする気持ちで走り出したが、どうも身体が重たい感じである。暖まるまでは仕方ないかと、いつものように我慢しながら走り出したが、1周して見たら何とキロ5分を切る速度。どうもトレッドミルの感覚を基本に速度を決めると、予定より速度が出てしまう。トレッドミルよりも走りやすい証拠である。身体が重たく感じられるのも当然である。やはり、予定通り、ゆっくりとアップすべきであった。
2周目はその分、速度を意識的に落とした。今度こそキロ6分程度(時速10キロ)のつもりであったが、やはり5分半を切っている。それでも2周目の中頃から身体は軽くなっていたので、特に速いとは感じていなかったが。身体が暖まると、俄然走ることが楽しくなってくる。辛いという違和感も無く、身体がよく動いているという感覚である。/しかし、3周目に入った頃から膝の裏側の腱の当たりが両足とも重たい感じになった。ハムストリングスではなく、もっと膝に近い下の方である。それでも軽く走っている内に、これも次第に消えていった。
4周目は、いつものようにレースペースで流すことにしていた。キロ4分半、10キロレースのペースで走るつもりであったが、終わってみると4分15秒。これは結構良いペースだ。このペースで10キロを走り切れれば、大幅な記録更新となる。トレッドミルとの違いから若干思ったよりペースが上がりすぎているのだが、それでも走り切れたということはそれなりに走力が付いている証拠である。或いは体重が少しずつ落ちつつあるのが良いのだろうか。4周目は、3周目とは打って変わって軽く走れた。とことこ走りと、躍動感のある走りとは、使う筋肉が違っているようである。
走り出すまで膏薬を貼っていた右足の向こう脛の筋肉痛は、いつの間にか無くなっていた。
01 11 5 午後 15:15 軽井沢大竹しのぶジャスコ 曇り 快適 10.6 01:04:38  6: 5 9.84   普通 148 169 186 行幸記念碑へのきつい坂登りを経て大竹しのぶ邸、更に西武からジャスコ、18号のコース。以前、この行幸記念碑までの急坂で途中下車してしまったりしたが、今回は坂登りにそれなりについていくことができた。今夏のキーワード、登山がここに来て弱点を少しづつえぐり出して補強してくれている感じである。それにしてもここは坂が多い。ほとんど全コース坂である。急な登りと急な下り。なだらかな登りとなだらかな下り。これがいろいろに組合わさって次々に現れる。
ロシアの長寿村の老人の長寿の秘訣が、毎日の山生活だといっていたが、本当にこの坂の上り降りは足腰を徹底的に鍛えてくれる。本当の足腰の強さが得られる感じである。こんな練習をこなせれば、レースでの起伏はもちろん、登山競走にも対応できるだろう。
01 11 11 午後 15:40 大藪池4周 晴れ 快適 10 00:48:05  4:48 12.47   普通 160 202 191 6日ぷりのランである。若干、いつもよりきつい感じがして違和感から始まったが、どうもいつものペースよりも速かったようである。1周目、いきなりキロ4分45秒ペース。これは中距離のレースペースである。身体が暖まっていない段階なので、いやが上にもきつい感じがしたのだろう。2周目は意識的にスピードを落とす。それでもキロ5分ちょっと。どうも、速く走ることが当たり前にインプットされているような感じである。3周目は再びキロ5分をそり、4周目は思いっきり走ったら何とキロ4分17秒というかってない速度。これで2.3キロを走ることができたのだから、ちょっと、うれしい誤算である。但し、4周目は速度を維持して一周と思っていたのが最後は若干失速。やむを得ないとして自分を許していたが、こんなに速かったのであればこれも致し方ないことか。
それでも、最後もスパートをかけて、気持ちよく終了できた。最後の坂登がクールダウンになったが、坂登のクールダウンというのも、なかなかのものである。
01 11 13 夜間 20: 2 セントラルポートスクェア 曇り 快適 10 00:55:43  5:34 10.76 ジョグ+インターバル 快調 127 190 181 5キロまで時速11キロ。その後、インターバル。時速15キロで0.5キロ、時速8キロのジョグ。これを4クール。ラスト9キロからは、時速16キロで0.5キロ走り、最後の0.5キロは時速8キロで流した。
5キロまでのジョグと、その後のインターバルは、すっかり定着した感がある。特に今日は、最後までそれほど苦しい感じが無く、順調にインターバルに取り組むことができた。
最初、トレッドミルが一杯だったので、とりあえず筋トレ。レッグエクステンションを負荷20キロにして30回。結構、大腿四頭筋に来ている感じである。超回復にどの程度効くだろうか。
その後、ストレッチしながらトレッドミルが空くのを待っていた。
汗もあまりかかなかったので、室内の気温も程々だったのだろう。どうも走りやすさ、苦しさは室温と密接な関係のようである。その分、発汗による体重減は期待できない。当面の体重減だけではあっても、身体がすっきりした感じは捨てたものではない。水ぶくれの傾向がある自分のような人間には特に発汗による体重減は快適である。もちろん、終了後には、心ゆくまで水分を補給するのだが。
01 11 14 夜間 21:42 セントラル千葉 曇り 快適 7 00:36:51  5:15 11.39 LSDインターバル 普通 148 174 188 昨日に続いてのジム。ポートアリーナは休みなのでセントラル千葉へ。
千葉は10時半にはマシンは終了してしまうので、遅く行ったため7キロで切り上げ。時速11キロで5キロ流してから、時速15キロと時速9キロの0.5キロ毎のインターバルであっという間に終了してしまった。最近はどうも筋肉痛の出方が遅い。当日は何となく終了してしまっても、1日、2日してから筋肉痛が出で来ることがある。こういう場合、当日は軽快かというとそうでもない。何となく重たい、キレのない感じはあって、ただ痛くないという状態である。ダメージは受けているのにそれを痛みとして感じられなくなっているんだろう。決してダメージがないのではないのに、それを感じられないと言うのは情けないことである。
01 11 17 10: 5 軽井沢大竹しのぶジャスコ 晴れ 快適 10.6 01:11:58  6:47 8.83   普通 174 235 182 六角堂からの坂周回を反時計周りと、いつもの逆に回った。
まず下り、18号をだらだらさがってジャスコから西武までのロイヤルプリンス通りを登り、1000メートル道路、更に横道したから登って大竹しのぶを左折、行幸碑を通って帰ってきた。いつもの逆を行ったため、いままでそれほど意識できなかった坂の起伏がよく分かった。ロイヤルプリンス通りが結構登っていること、横道下から大竹しのぶまでがやはり結構登っていることが分かったし、行幸碑までの登りが、下ってみるとそれほどの斜度でもないことが分かった。
01 11 23 10:30 第11回福知山マラソン 曇り 肌寒い 42.195 04:20:13 0: 6:10 9.72 レースペース 普通 156 192 186 フルマラソン10回目の記念大会である。参加者は、鈴木・逸見・山口仁と自分の4人。制限時間が5時間であるため、どうしても参加者が限られてしまう。京都まで新幹線、そこから特急で1時間20分かかる。前泊は仕事を入れず、昼頃の新幹線で出発したが、それでも宿に着いたのは夕方、そろそろ暗くなろうかという頃である。
スタートは10時半と遅い。いつもギリギリに行くのに、今日は8時過ぎには現地に到着してしまい、スタートまでたっぷりと待つこととなった。予報では全国的に高気圧に覆われて関西地方は19度という暑い予報だったが、何とキリがかかって寒い。4人ともランシャツランパンの出で立ちだったが、これでは寒い感じである。防寒具を持ってこなかったことを後悔していたらスタッフがビニール袋を配っている。ゴミ袋を改造してクビと腕がでるようにしたものがあるが、これを最初からビニール袋で実現している優れものである。これは親切。また有り難い。早速貰って付ける。福知山マラソンは、人気投票で3年連続1位であるが、なんとなく分かる感じである。そういえば貴重品の預かり場所もスムーズだし、トイレもスムーズ。体育館を開放しての更衣室も快適である(男子の出場者が多くて途中からひどく混んだが、これは目をつむろう)
公式ドリンクにアミノバイタルウォーターチャージが採用され、スタート前にも途中の給水所にも置かれていた。スタート前にはアミノバイタル自体も無料で配布していた。持参のアミノバイタルも飲んでいたが、もちろんこの無料配布分ももらって飲む。これがダメージの軽減になると確信していた。
コースは、細かいアップダウンが全体的にあった。コースマップには乗っていないが、緩やかなアップダウンがだらだら続き、いつの間にか足に来ている感じである。目標は館山以来のサブ4。キロ5分半を目標に走り始めたが、若干それよりも遅めのペースである。それでも6分を10ないし20秒切っていれば大丈夫な筈だったが、30キロからやはり心配していた痙攣が。まず29キロで初めて前兆が始まる。一旦収まったのだが31キロくらいから再発。34キロではたまらずこのレース初のストレッチ。その後2度ほどストレッチタイムを取ったが37キロ付近でストレッチだけでなくエアーサロンパスも借りて足全体にかける。それでもどうしても軽い痙攣が消えなかった。最初は左の大腿二頭筋の膝上、いつもの場所から始まったが、次第に大腿二頭筋全体に広がり、更に右足の大腿二頭筋、その後は両足の大腿四頭筋にひろがった。意外だったのは、右膝の外側の蝶番部分に痛みが来たこと。これは97年の勝浦で左足の同じ場所に来たことがあって以来、左足専門だったのに初めて右足に来たものである。更に勝浦のときと同じように、右足をついた途端に力が入らなくなり、がくっと来て一瞬転びそうになる現象も味わった。つまり、今回は足が壊れた状態になってしまったのである。その結果、30キロ以降は全くペースが読めない状態に。ペース遅れのため、30キロ時点では、以後、4時間切りのためには5分半のペースの維持が必至だったのだが、すでに4時間切りは事実上困難に。その後は更に足の状態が悪化して結局、ずるずるとなってしまった。
由良川に沿って道が上流に登り、折り返すコースであるため、途中は人家の無い場所も通過する。それでも、福知山市、大江町の住民が総出で応援してくれている感じの大声援はうれしい。行きに、「頑張って、かっこいいよ」という一風変わった言葉で応援してくれていた小父さんが、帰りも「かっこいいよ」という応援の言葉。すでにぼろぼろになってよれよれ状態で走っている自分たちのことを思うと、この言葉がじんと来た。こんな風によれよれで走っている自分たちは、それでも、あるいはそれだからこそかっこいいのかもしれないと思い、何となく元気が出てきてうれしかった。
工場のクレーンから「がんばれ」の垂れ幕が下がっていたり、ちっちゃな子がチョコレートの袋を持って立っていたり、町ぐるみで一丸となって応援してくれているのが分かる大会である。
5時間の制限時間には全員無事通過。一位は山口さん、自分は一応2位、逸見さんが直ぐ後ろだった。鈴木先生は、心配していた制限時間を結構余裕でクリアしていた。山口さんの調子がようやく戻ってきたのが収穫である。これからどんどん身体を絞って、一気にタイムを復活すると宣言しているので、昔の強い山口さんが帰ってくるのも時間の問題だろう。山ちゃんが遅いのはつまらない。やはりライバルは大事だ。逸見さんと三人のデッドヒートを再現しよう。
終了後は、予定を変更して福知山に連泊。駅前の居酒屋で打ち上げをし、更に宿でも飲んだが皆疲れていて9時にはダウン。翌日は天橋立に行き、距離3.6キロの橋立を歩いて渡った。天橋立から京都までの特急が何故か他の電車の遅れに合わせたため15分も遅れて京都着。お陰で京都からののぞみに乗り損ね、40分遅れののぞみに変更。この変更交渉で逸見さんが大いに活躍した。
なお、今回のレースでは、初めてGTMailsを利用した。
01 11 27 夜間 23:13 セントラルポートスクェア 曇り 快適 10 00:58:43  5:52 10.21   疲れている 154 189 185 福知山マラソンから中3日空けての練習。足の疲労が何となく軽減したような気がしていたのと、逆に軽い練習によって、疲労物質を流してしまった方が、早い回復につながるのではないかとの思惑からの練習であった。
遅くなった仕事のその後から始めたため、何と走り始めが午後11時過ぎから。軽く流すつもりだったが、だんだん疲れを忘れてしまい、最後はいつものラストスパートまでやってしまったが、これが足のダメージをひどくしてしまう結果となった。/5キロまでは時速10キロのLSD。その後、0.5キロ毎に時速15キロと時速9キロを3セット。8キロからはさすがに若干疲労を感じ、時速15キロを0.3キロ、時速9キロで0.7キロ。9キロからのラストは、時速16キロで0.3キロ、最後の0.7キロは時速7キロで流した。
その後、福知山マラソンで痛めた左足向こう脛の筋肉痛がひどくなり、走るどころではない状態になってしまった。歩くことは通常どおりできるものの、左足の甲を上に挙げる動作で筋肉が痛む状態がしばらく続くことに。福知山マラソン終了後もひどかったが、一旦忘れかけたものを、今日の練習で完全に戻してしまった形である。また、両もものハムストリングスも、芯がじんわりと疲れていることがようやく分かった。どうもマラソン終了後の中3日の練習というのは良くないもののようである。特に今回の福知山のように、終盤痙攣が来て、足が壊れてしまった状態のときは特にそのようである。暖かい風呂に入ってマッサージしたり、ゆっくりとストレッチするようなことが最も良いのかも知れない。早い回復を”ぶって”しまうことは、気がかり上滑りと言われそうである。
但し、このフライングの所為もあってか、今月はノルマの100キロをクリアすることが出来た。

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