ichikiyoのランラン日誌--2000年9月

時間帯 場所 天候 気温 距離 所要 速度 時速 ペース 体調 体重 脈拍AV. max pitAV. コメント
2000 9 3 第3回千葉海浜夏季マラソン 快晴 猛暑 15 01:18:15 05:13 11.5 レース 快調   181 217 192 雲が全くない快晴である。日差しが強い。数日前は雨の予報だったのが大はずれである。心配していた猛暑の中でのレースとなった。昨日は、関東の一部では39度にまであがったという話で、9月らしからぬ猛烈な残暑である。冷えピタなどをおでこに張り、ヘアバンドで止めるなどという苦肉の策をとったりしたが、焼け石に水である。兎に角、倒れないように無理せず、ゆっくり走ろうを合い言葉にするしかなかった。
参加通知ハガキには16キロ(10マイル)と書いてあるのに、何と行ってみると、15キロレースに変更になっていた。去年までは、稲毛海浜公園の周回コースで、直方形のコース1周4キロを4周回るだけだったが、今年は周回途中に、公園の中をジグザグに縫うように走る部分を加え、1周を5キロとして、これを3周するという形に変更された。これによって、去年までの単純な周回コースでなくなり、飽きが来ない上、適度に木陰が得られ、また公園の中で視覚的にも楽しいコースに変身した。このコース変更は大正解のようで、仲間内にも好評であった。
15キロは鈴木・逸見・河本・山口仁・中村・菊池・陶山。5キロに黄・河野・大野が出場した。常連の宮本さんは稲刈りの手伝いだそうである
今回のタイム計時は、いつもとは全く違うシステムのようで、ゼッケンに発信器が取り付けられており、これによってゴールを測るようになっている。しかし、スタートロスまでは計れないようで、結局、ネットは自己測定するしかなかった。
例によって後ろからのスタート。並ぶのが遅いので仕方ない。その分、ゆっくりスタートでちょうど良いのかも知れない。兎に角暑いのだが、風が非常に強い。海側からのスタートでは追い風であったが、道路側では向かい風である。この風に苦しんだ人もいたようであるが、酷暑の中ではこの風が救いである。風がなければ去年の二の舞だろう。風のお陰で暑さをしのげた感じである。
スタートで逸見さんが飛び出したので、離されないように20メートル程度後ろから付いていく。途中で山口さんが横にいるのに気づいたが、まもなく追い越す。1周目の半分過ぎで、逸見さんは水を取ったが自分は取らなかったので自然と追い越す形になった。どうしようかと迷っていたが、1周目が終わる頃に再び逸見さんに追いつかれてまた逆転された。その後は自分も積極的に給水を取りながら走り、逸見さんのちょっと後ろをずうっと付いていった。仲間内ではトップ集団である。山口さんは、その後、追いついてきていなかった。2周目の終了時点で、5キロレースを終えた応援団の目の前で逸見さんと並ぶ。逸見さんが前へどうぞの合図を出したので「追いつくのがやっと」と返事した。その時点では本当にそんな感じだった。しかし、3周目もまもなく2キロというくらいの地点で、どうも逸見さんのスピードが落ちている感じがし、気持ち的に遅すぎる感じがすると思うと同時に、体が勝手にスパートをかけてしまった。一気にキロあたり1分近くスピードをあげてしまった。上げてしまってから、スパートが早すぎる、もたないぞと心配になったが、半分やけでどんどん押していった。辛くなったらスピードを落とせばよいと割り切ったが、ほとんど落とすこともなくそのまま最後まで走ってしまった。ただし、ラストは気持ちよい最終スパートでと考えていたのに、どうもスパートが早すぎてガス欠になったのか、思うようにスピードが上がらなかった。
それでも仲間内では一番。二番の逸見さんに1分ちょっと差を付けられた。まあまあ、8月の練習の成果というところか。
会場から稲毛までの帰りのバスの中で、ばったり総武法律の積田さんと会う。積田さんも仲間のレースの応援だったそうである。千葉のレースとはいえ、世間は狭い。結構、隠れたところでファンがたくさんいたりするのかも知れない。
打ち上げはいつもの稲毛駅前の焼き肉屋。さらにカラオケ。その後、寿司屋その他を若干徘徊したようである。
2000 9 9 夕方 大藪池4周 快晴 快適 10 00:51:48 05:10 11.6 10キロフルコース 快調   163 187 187 暑い昼間を避け、夕方5時過ぎに走り始めた。今日は、たくさんの散歩している人の合間を縫って、走っている人もたくさんいた。全員、バラバラに走っているのだが、自分を入れて8人のランナーが走っていた。走る方向も、自分のように時計回りに走る人、逆時計回りに走る人と、マチマチだ。
久しぶりにフルコースを走った。2周目にインターバル、4周目にペース走。1周目と3周目はジョグでつないだ。2周目のインターバルは、それほど速い速度で走った訳ではなかったが、それでもキロ4分半前後で走っている。ジョグ部分を除いたスパート部分はキロ4分程度で走っていたようだ。この`4分の速度が持続出来れば、記録が向上する。そのためにも、早い速度を短い距離でも体験させ、体に覚え込ませることは意味があるだろう。目標も出来るし、速い速度での省力的な走り方も少しづつ身に付く筈だ。いつまでもだらだら走っていたのでは記録は向上しない、そう思いながら、きついインターバルでも満足感を味わっている。
締め切りであきらめていたニューヨークシティマラソンが、何とキャンセル待ちに当たって行けることになった。今週はこの話題で我が仲間内は大騒ぎであった。本来第一次締め切りが8月上旬だったので、余裕を持って5月に申し込みをしていたのだが、何と、3月末までに日本人枠が一杯になってしまったとかで、断られてしまった。その後、過去の雑誌を見ながら、ツァーの募集をしていた近畿日本ツーリストやJTBなどにキャンセル待ちの申し込みを入れていたのだが、2週間ほど前には近畿日本ツーリストからキャンセル待ちを最終的に断る旨の連絡が入って、一同がっかりしていたのだ。その代わりに、いろいろと探したのだが、同日実施のアテネ国際平和マラソンは制限時間が5時間のため断念(仲間の中には6時間以上かかる人がいる)。ハワイ・モロカイ等のマラソン(ウルトラとマラソンを実施)を見つけ、カタログなどを送ってもらったりしていたが、何と、日本人が勝手に開催する大会で去年の参加実績は30数人とのこと。これを聞いて、結構ビビッた。
そこに、JTBからキャンセル待ちが取れたとの連絡。申し込んでいた7人全員オッケーとのこと(そうじゃなきゃ、ひとりも行けなかったけど)。ついでに、もう一人余分に頼んだら、こちらも無理に取ってくれた。
かくして、11月は晴れてニューヨークシティマラソンに出場である。ということになったら、突然、練習いていない自分に気づかされた。ニューヨークがダメになったということで何となく練習に実が入っていなかった自分に、やっと気づいたのである。すでにレースまで2ヶ月を切っている。これから、長距離レース向けに何かしなくっちゃ。
2000 9 10 昼間 大木戸小−D2-鯉八幡 快晴 少し暑い 9.4 00:53:27 05:41 10.6 アップダウン 普通   159 181 179 夕方4時過ぎにスタート。自転車の伴走付き。池下から越智中横の急坂を上り、大木戸小から日生団地、D2を回って鯉八幡経由で帰ってくるコース。
途中D2でお茶を買って給水。越智中横の急坂に始まって、D2から先は坂の連続のようなコース。結構、足の筋肉に来た。ハムストリングスに、久しぶりにパテックスを貼った。こういう坂練習をしていれば、レースでもバテないだろう。
自転車の伴走付きだと、どうしても頑張らざるを得なくなる。上り坂ではこちらが自転車の後押しをかって出るのだが、下りだと自転車はどんどん進んでしまう。当方はマイペースのつもりでいても、自然にスピードが上がる。どうしても速度が落ちそうな時には、こういう練習が、サボレなくて良いかも知れない。
昨日に続いての練習だが、やはり暑いので、体には結構、ダメージが来ているような感じである。
終了後は、風呂で、長めにストレッチをやった。最近、ストレッチに意識的に時間をかけるようにしている。といってもこれまでが短すぎたので、ようやく少しまじめにやっているという感じかも知れない。足の裏側、ふくらはぎやアキレス筋、大腿四頭筋、内股をじっくりと伸ばした。ストレッチが案外、選手の成績の鍵を握っているのではないか、などと考えながら。
2000 9 14 夜間 セントラルポートスクエア 快晴 少し暑い 10 01:07:39 06:45 8.9   普通 68.3 144 178 166 夜10時近くからのランである。まだ25時までの営業か半分不安を持ちながらポートスクエアに行ってみると、25時までの表示がそのまま。9月一杯は大丈夫そうである。そういえば、これが9月初めてのセントラルの利用である。
暑くないようでも、結構、セントラルの中は暑い。それですぐにへたばってしまう。夏レース用の練習としては、適当なのかも知れない。時速10キロで入り、1キロ過ぎから時速12キロ。5キロまでして時速8`に落とし、その後、ウォーキングなども入れながら適当にやり過ごす。最後は、時速15キロで締め。
サウナには入らず、シャワーで汗を流しただけで終了した。
2000 9 15 昼間 大藪池3周+坂 快晴 暑い 8.38 00:54:17 06:28 9.3 ジョグ+坂 普通 68 155 185 178 シドニー五輪の開会式まで後1時間ちょっとというところで走り出した。今日はどういう走りをしようかと考えながら走っている内に、突然、坂登りをしようという考えが浮かんだ。池から中学校方面への坂である。先日のランで、ここを通ったことを思い出したのである。この坂を習できれば、苦手な坂を克服できるかもしれないと考えたのである。
一周目の途中からこの坂に入る。幅2.5メートル程。両側は林である。道は若干曲がっているため、上の方は見えない。後で測ると距離が約390メートル程ある。高低差は、クライマーウォッチで測ると約30メートルである。したがって、おおよその斜度は、sinX=30/390=0.0789 X=4.5°ということになる。それでも、坂としては中程度である。池から自宅までの坂は、350メートルで高低差約15メートルなので大分斜度が違う。同様に計算すると斜度2.4°程度か。
坂の途中まで上ったところで、上から自転車に乗った三人組が降りてきた。中学生か高校の低学年の男の子らだが、道一杯に併走してして危ない。そのまま自分の方に降りてきたので、自分は右に避ける。自転車はぴったり寄り添うようにそのまま併走を止めずに自分とすれ違ったのだが、一呼吸置いて、後ろでがちゃんという自転車の衝突音。振り返ると真ん中の自転車が倒れている。横の自転車と接触したらしい。倒れた子供が他の子供に文句を言っているが、怪我の方は大丈夫のようなので再び上り始める。登り切ってすぐに再び降りる。池に戻ってからはいつもの周回である。2周目も同じことをした。坂の途中に今度は小さな蛇が一生懸命に道路を横断しているのに出くわした。ちょうど自転車が転んだあたりだ。まもなく坂の頂上というところで下から自動車が上がってきて自分を追い越した。自動車の排気ガスが堪らない。
本当は、このようにして4周全部を走る予定だったが、この坂が結構きつくて足に来た。3周目は坂に登る気がしなくなり、坂はパス。しかも、四周目を走る意欲がなくなり、本日は3周限りと相成った。
一周目は、坂のデータを取らなかったが、二度の目の坂は、時間が上下合計でちょうど3分、脈は168、ピッチは180である(いずれも平均)。
結構疲れた感じで、久しぶりにバスタブの中で水のシャワー。水がたまったところで水風呂になった。昨日の夜、セントラルで走ったので、まだ、その疲れが残っていたのか、夏の疲れが一挙に出てきたのか。
2000 9 17 夕方 大藪池4周 快晴 快適 10 00:57:52 05:47 10.4 LSD 普通 68.3 149 181 181 夕方5時過ぎからのラン。今日は特別な細工もせず、おとなしく4周するつもりだった。ところが、走っている内にどんどん暗くなってくる。考えてみれば、最近は、6時過ぎには日が落ちてしまうのだ。まもなく秋分の日がやってくる。しかも馬鹿なことに、いつもの癖でランニング用のサングラスも付けてきてしまった。いよいよ暗い。このサングラスは度付きだから、サングラスをはずしてしまうと今度はピントが合わない。困ったものである。
今日は、新しい呼吸法を発明した。5回吸って3回吐く方式である。これまで3回3回が中心で、これだと最後の追い込みは自然と3回2回に移行していた。これを吸う方を5回に増やすのである。これだと、じっくり走るときに、快適に呼吸ができる。LSD向きの呼吸法である。さらに呼吸法を変えて、5回4回にも挑戦して見たが、これはじっくり吐くことができてなかなか良い。最後の吐気で、しっかりと腹筋も使える感じである。中途半端な呼吸でなく、しっかりと息を意識できる感じがよい。これもLSD向き。少しずついろいろ試して、良い呼吸法を確立しよう。まずは、練習用のLSD向き呼吸法。しかしこれはそのままマラソン用に使えそうだ。次にピッチを上げた場合の呼吸法。特に10キロレース用の呼吸法も必要だ。
などと考えながら走っている内にすっかり暗くなってしまった。最後の一周は、サングラスでは暗すぎるので、これをはずして走ったが、今度はピントが合わずにやはり見にくい。掛けても外しても見にくさは変わらない。掛けた方が少しましだったので再び掛けて走った。こんな状況では誰もいないと思っていたら、実年の女性が6人くらい、大挙して歩いてきた。しかも一人は車椅子だった。女性は元気だなと思っていたら、さらに男性が一人で歩いてきた。こんな暗い時間帯なのに、皆、秋の日のつるべ落としを惜しむかのように頑張っている。こっちも少し元気をもらった。
2000 9 18 夜間 セントラル千葉 快晴 少し暑い 6.7 00:40:32 06:02 9.9 LSD 普通 69 144 161 179 セントラル千葉は久しぶり。午後9時過ぎに出かけていったので、走り始めたのは10時近く。先日のセントラルボートスクエアが25時までだったので安心してのんびりいたら、何とセントラル千葉は11時までであることが分かり愕然。結局10時半のマシン利用最終タイムでタイムアウト。10キロの予定を途中で切り上げざるを得なかった。
今日はあまり元気がない。とりあえず走ろうという程度だったので、特別なことは考えず、時速10キロで最後まで押すことにした。途中で切り上げたので、距離は6.7キロ。時間は40分。周りの利用者達はマシンが10時半までということを先刻ご承知のようで、次々に上がっていってしまい、最後は自分だけになっていた。この異変に早く気づくべきだったのに、終了を知らせる音楽が始まってようやく知った次第。やはり、ジムの良さは、たくさんの同類に囲まれている刺激。誰もいなくなってしまったジムで、ひとり寂しくマシンと向かい合っているというのは、あまりジムらしくもないし、元気も出ない。何かしら悲壮な感じでおしゃれでもない。これから秋・冬に向かうと、ジムが早仕舞する。利用しにくくなってくるので、何とかしなくては。

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